コメじゅ ブログ

人生を楽しむための日常を大切にするブログ。猫、旅行、健康などについて。

モナ・リザの微笑み

こんにちは。コメじゅです。

 

今回は私事について書こうかと、思います。

心の中を書くのは、緊張しますね。

生暖かい気持ちで見守っていてください。

 

私たち夫婦には、子供がいないです。

いる、いない、で言うと「いない」ということで、

そういう事実があるだけです。

そこにそれぞれの人の感情がくっつくだけなのだ、

と、私は思うようになりました。

 

数か月前になりますが、15年ぶりに母方の親戚のおばあさん2人に

母親と一緒に会う機会がありました。

 

ひとりは、80歳を超えていて、耳がほとんど聞こえません。

なので、声がとても大きくなるのです。叫んでるくらい大きいです。

 

”お久しぶりです”

と挨拶した後、耳が遠くなっている親戚のおばあさんが、いきなり、

 

「コメじゅちゃん、かわいそうにぇ、なんで子供が生まれなかったのかねぇ、

なんでそんなことになってるのか、ほんとうにねぇ…」

と、泣きながら叫ぶのです。まさに号泣。

 

もう一人の親戚のおばあさんが言います。

「この人は、ほんとうに心が純粋で優しいから。

私のことが可哀想で仕方がなくて、泣いているんだねぇ」

と言いました。

 

(なるほど。そういう展開なのですね。)

 

泣いている方の親戚のおばあさんには、言葉は聞こえません。

たとえ聞こえていても、言葉は通じない人もいると、

経験上分かっています。

 

そんなときは!!!出番です!!

モナ・リザさーーーん。助けてーーーー!)

 

必殺!モナ・リザの微笑み」発動です。

 

手を体の前で組んで、モナ・リザの姿勢をとります。

そして、絵画の中のモナ・リザを想像して、微笑みます。

ゆっくりと、うなずくことを繰り返します。

 

心の中で、(なるほど、おっしゃっていることは、理解できます。

しかしながら、共感することは出来ませんが)

 

よくあることです。

子供がいなくて、かわいそう、同情するよ、つらいよね、云々…

 

言っている意味はわかります。

ただ、同意はできないのですから、これはもう、受け取りノンです。

その善意という名の贈り物は頂けません。あしからず。

 

子供がいない、病気である、未婚、等々=かわいそう、不憫だ、云々…

当事者にとっては、「そんな単純な話ではないのですよ」、

ということが、理解できない人がいます。

 

良いも、悪いもありません。何を思うかは自由です。

私も私が何を思うかは自由です。

私たち夫婦は子供がいないことが普通な状態なのですから。

 

その時その時の、心の葛藤があります。

辛い、苦しい、悲しい、と思うことも、当然あります。

 

私たちは、今が、幸せだ、楽しいな、ありがたいなぁ、

と感じるように日々生きていたいのです。

 

どれだけ心の在り方を整えても、

言葉が「チクッ」と刺さることがあります。

 

でも、その時に感じる痛みを相手に返したくはないのです。

受け取りたくないし、返さないようにしたいです。

まだまだ修行中です。これからも意識改革の努力をしていくつもりです。

未熟な私には、結構難しいことです。

 

そんな時、私は、「モナ・リザの微笑み」を発動します。

やんわり、心のバリアをはります。

今のところ「モナ・リザ」様は無敵です!

レオナルド・ダ・ヴィンチ様、ありがとうーー!

 

 

拙い文章を読んでくださり、ありがとうございました。