こんにちは、コメじゅです。
週末、夫と一緒に出かけた時のお話。
自宅から50分くらい離れた場所にある、とてもレトロな佇まいのスーパーに行きました。
そこに売っている夫のお気に入りの手作り味噌を買いに行ったのです。
昭和初期感漂う店内。
そこのお味噌を目当てに遠くからもお客さんが来るので、お味噌は大人気。
その他は本当に売れてるのか心配になるくらいの品揃え。
消耗品雑貨などは、いつ仕入れたの?と疑問に思うくらいです。余計なお世話でしょうが経営状態が少々心配になります。
もうお味噌屋さんでいいのでは?
手作りお味噌が美味しいので、ファンとしては長く続けて欲しいです。
そのお店に、オシャレな自転車に乗った綺麗なお母さんとカッコいい今どきの素敵ヘルメットを被った小学校低学年らしき男の子がやってきました。
近所の人かな?くらいにしか思わなかったのですが、小さいお店の中で何かを探してるみたいなのです。
お店の人も気になったのか、その親子に
「何かお探しですか?」
と声を掛けました。
すると、上品で若いオシャレお母さんが、
「ポケットティッシュ置いてありますか?」
店員さんが、
「ポケットティッシュは置いてないんですよ、普通のボックスティッシュならありますよ」と。
お母さんは、
「この子の趣味がレトロなポケットティッシュ集めなんです。」
小さいお店なので、会話聞こえていた私は、
(ええーーー!古いパッケージのポケットティッシが好き?その若さで?まだ生まれて10年経ってないよね?渋い!)
心の中で悶絶。
ちっちゃいけれど小洒落感漂う男の子の趣味が、古いポケットティッシュ収集って、面白い。考古学的なロマン?昔のものにときめいちゃう?素敵趣味!
しかも、お母さんがその趣味に付き合って週末に一緒に自転車で探して回るなんて、素敵親子!リスペクト!いいなー。
古いお店には古いお店の良さがある。
なんだか、ほっこりした気分になりました。
その親子は私たちの存在に気づいていたかは分かりませんが、私には良い出会いでした。ありがとう!
お読みいただきありがとうございました。