こんにちは、コメじゅです。
今回は、気功の体験談を書こうと思います。
『気功』って受けたことがありますか?
少なくても私の身近な人で受けたことがある人はいなかったので、自分が体験できる日がくるとは思いもしませんでした。
お世話になっているカイロプラクティックの先生がいます。
その先生のお友達の方が、気功の先生だと聞いて夫が、
「受けてみたい!!」
と、先生に頼んで予約をしてもらいました。
一体どんな感じなの?気功の先生って長い髭でもはやしてるとか?
修行してます、的な?空想(妄想)は膨らみます。
1か月後、夫と、私の友人が、カイロプラクティックの先生の施術を受けた後、そのまま診察室をお借りして、気功の先生に夫が診てもらう日が来ました。
実際にお会いしてみると、三十代後半ですが、ちょっとお若めのリュックを背負ったナイスな男性です。
趣味が山歩きなので、色が黒く健康的な感じです。
まずは、問診。
先生の得意分野は結構幅が広いようです。メンタルも身体もOK。
夫は肩こりがひどいから、それを診てもらう事にしました。
先生の患者さんたちは、重症な人が多くて、夫のような軽症な患者さんはいないそうです。
深刻な病など無いので、始終和やかな雰囲気。
パーテーション越しに声が聞こえるので、私と私の友人も2人の会話を興味津々聞いていました。
しかし、先生がいざ、『氣』を入れようとすると、
「あれ?これは…」
と先生の声が。
1分くらい無言の後、
「うーん、『氣』が入りませんね。心のブロックが固いです。まずはこの胸の辺りのブロックを外さないといけませんので、何か心休まる場所のイメージをしてください。
自分が好きな場所、海とか山とか、なにか安らぐ場所を想像していてください。」
私は、心の中で、
(あー、やっぱり。心を閉ざして生きてきたから、クセが抜けないんだろうなぁ)
なんて思っていました。
しばらくして、ブロックが解放された、と先生のお話。
その後、夫の身体を『氣』で全身スキャン。
特に問題はない、との事。
先生が、
「これだけ心のブロックがあると、胃腸が大ダメージを負っていてもおかしくない筈なのに、全然大丈夫ですね」
と不思議そうに言った時、夫が、
「妻がいつも笑わせてくれているから、妻のサポートのお陰です」
との真面目コメント。
なんと!マイダーリン、嬉しいことを言ってくれるではありませんか。
今日はおかず一品増やしちゃおうかな~。
まあ、先生の返答としては、
「そうなんですね。」としか言いようがないですよね。すみません。
お会計をするのに、気功の先生のところに行き
「今日はありがとうございましたー。」
と頭を下げ、そして正面で先生と目が合った瞬間、
「何か修行されているんですか?」
と聞かれ
…ん?私?一瞬戸惑った後、
「いいえ、ただの愉快な主婦です!修行とかはキライです!」
と元気よく答えてみました。
先生は
「愉快な主婦…。そうなんですか…。ちょっともうびっくりして…」
と絶句。
私は、
(え?なんだろう。なんか夫より私の方がヤバい何かが!)
ちょっと不安になって、何かあるのですか?と聞いてみたら、
「あー…僕よりあなたの『氣』の量がすごいんですよね。もう、なんというか『無限』?僕は修行してこの技術を身につけたんですけど、修行されていないんですよね?
なんか、軽くショックを受けてしまいました…。私が今まで出会った霊能力者の中で断トツ1位です。ガンダムで言うとニュータイプです。光の量が多くて顔が良く見えません。」
(うわー!なんということでしょう。無限の氣?!私、フリーエネルギーを持っていたとは!今まで生きてきて全然気づきませんでしたよ!何の能力も感じたことないし。)
その場に居た夫も、友人もビックリで私を見ています。
しかし、にわかに信じがたい、勘違いでは?
「でも、先生。私いつも眠いんです。疲れやすいし。そんなに『氣』があるとは思えないのですが…」
先生に背中に手を当ててもいいですか?と聞かれたのでOKをしてスキャンされてみた結果、
「すごい大きな存在、神様…何かに守られてます。無限に『氣』は湧いてますが、全部外に流れてます。普通の人なら底が見えるのですが、あなたの底は見えません。心地よい空間が無限に広がっているだけです。」
えええーーー!『氣』が駄々洩れ?出っ放し?神様いるの?無限ってフリーエネルギーですか?それって自分で使えれば漲る活力すごくない?
「先生、洩れちゃってるって、蓋とかできませんか?」
「残念ですが、出来ません。僕の方が何かあったら治してもらう方になりますね。眠りたいだけ眠るしかないです。」
えええーーー!驚愕!
私は氣をあげられても、もらえないってことですよね?
なんということでしょう…。
一緒に居た友達もついでに診てもらうことに。
そうすると、先生は彼女に触れた瞬間に
「わ!!」
と驚いて手を放してしまいました。
「すいません、あまりに『氣』の吸い込み方が激しいものだからビックリしちゃって。」
なんでも彼女は『氣』が枯渇していて吸収がすごいんだそうです。
確かに仕事のストレスで疲れている様子でしたが、そんなにも?!
彼女は先生から温かい氣が流れてくるといって、涙が勝手に出てくると言っていました。
先生はあまりにも彼女の『氣』が不足しているから、自分の『氣』だけでは足りないので、周りの『氣』を集めながらやっている、と言っていました。
そう言っているうちに、血色が悪かった彼女がみるみる顔色が良くなっていき顔から汗が出てきました。
夫も『氣』を入れてもらったら運動してないのに汗が出てきたと言っていました。
私の『氣』を彼女に渡せるかと思い手をつないで、流れるように念じてみたら、ものすごい勢いで繋いだ腕が冷たくなっていきます。
上半身鳥肌。彼女は暑くなってきたらしいのですが、私は貧血寸前。フラフラします。
さすがにヤバイかもと思い手を離すと、手のひらが氷のように冷たくなってしまいました。恐るべき吸引力です。
しかし、私は先生から『氣』を入れてはもらえません。試してもらいましたが、なにやら属性とかも違うらしく、先生は『火』だとすると、私は『水』が強すぎるらしいのです。
寒い…
しかし、さすが無限のエネルギー?ですね。10分すると体温が戻ってきました。
夫も友人も、岩盤浴に行ったようにホカホカだーと喜んでいたのに、私は寒い。
やっぱりプロの気功の先生は違う。素人では危険すぎます。
私、倒れるかと思いましたよ。良い子はマネしちゃだめ、絶対。
『氣』を受けた女性の患者さんが、お肌ツヤツヤ、何故かバストアップ、ヒップアップも副作用であるそうです。
なので、美容での依頼もくるそうなのですが、お断りしているそうです。
「なんか、怪しい気功師になりそうじゃないですかー。僕、美容師じゃなくて気功師だし。病気を治すより美容の依頼が増えるとかイヤだし。」
と言っていました。なるほどね。
私も、せっかくコネがあるけど、やってもらえないしなー、お肌ツヤツヤになりたかったなー。
色々やってもらったし、友人も私もお支払いをしようとしたら、診察じゃないからいいですよー、って言ってもらえました。ラッキー!ありがとう先生。
先生とのお話は面白く不思議なことが沢山あるので、お願いして一緒に食事会をさせていただくことにしました。
ファミリーレストランで、ドリンクバーが近くにある席でした。
店内は夕食の時間で殆ど満席状態で、かなり賑やかでした。
今、先生は困っている事があるそうで、先生が触るとコンピュータやスマホなどの精密機械が誤作動することが凄く多いそうなのです。
スマホは頻繁に動作がおかしくなるし、自動ドアは開かないし、コンビニのレジは99999999999円とかになるそうなのです。
先生は磁気とかすごいのかも!それなら、ナイフとかフォークとか身体に付けられるんじゃないんですか?と訊いたら、
「僕、やったことないけど、練習すればできるかも。」
と、先生はナイフを手に取り凝視していると、後ろのドリンクバーの製氷機か誰も押していないのに、出っ放しになっているではありませんか!
え?もしかして先生のせい?まさかね。
その後しばらくして、また何か能力開発の話題になりました。
それで、テーブルの上に置いてある会計の紙入れのプラスチック容器を念力みたいに動かせるかなーってやっていると、またもや後ろのドリンクバーの製氷機が出っ放しに。
たまたま、ドリンクを取りに来た男子学生たちが止まらぬ氷に焦ってわちゃわちゃしてるし!
これ、先生のせいじゃないよね?なんとなく聞けない。
先生は、それに全然気付かず、やっぱり動かないよなーって笑っていました。
まだ、不思議&ちょっと怖い話はあるのですが、長くなったので今回はこれくらいにしようかと思います。
信じるか、信じないかは、あなた次第です(笑)
今回もお読みいただきありがとうございました。みなさんに感謝です。