うちの母親は、7人兄姉がいるのですが、その中で一番下。
ですから、一番上の姉とは一回り以上年齢が離れています。
もうすぐ90歳になろうかというお歳ながらすごく元気で、歩く速度は私より早いです。
地方に住んでいる私達は、母親が、そのおばさんのことを
「東京のおばさん」と呼んでいるので、今までずっと「東京のおばさん」と呼んできました。
しかし!おばさんが住んでるのは草加市!
東京じゃなーーーい!
最近知ったのですが、母親はずっと草加を東京にあると勘違いしていた様子。
たしかに、東京にはすごく近いけれど、東京ではない。
何度も遊びに行っているのに、気が付かないなんて、
さすが我が母。
適当すぎる。
でも私達、いまさら呼び方を、「東京のおばさん」から
「埼玉のおばさん」には変更できないのですよ。
おばさんも、今まで受け入れてた訳ですし。
そんな母とおばさんは今でも仲良しで、かなり前に、実家の近くに別荘を建てて週末になると遊びにきます。
別荘!これが純和風の素敵な平屋建て。
本当に別荘を建てる人っているんですねぇ。
しかもリゾート地ではなく、田舎の竹藪だったところです。
畑や花木などを育てて楽しんでいるのですが、その中でも、柿の木がたくさん植えられているのです。
品種も様々。柿って種類たくさんあるのですね。
毎年ものすごい数の柿が実ります。
去年とその前の年に、母とおばさんが、100個以上柿を剥いて干し柿を作りました。
本当にすごい。
しかし、すべて『青カビ』で全滅ーーー。
母とおばさんは、食べるのを楽しみにしていたので、その点はすごくガッカリしていました。
ちゃんと煮沸したのに…近所の人がもう作って大丈夫って言ったのに…。
何がいけなかったのか、と分析しながらも、なんだか楽しそうでした。
やる気はまだまだありそうです。
きっとまた作るんだろうなぁと思います。
柿を100個剥くのは、私には出来そうにないけど、干し柿が出来たら食べてみたいなぁ。
母とおばさんの「上手に出来たよー!」と喜ぶ姿が見てみたいな。
今年も笑って、楽しく過ごして欲しいです。
読んで頂きありがとうございました。