ちょっとしたことで、嬉しくなれることありますよね。
近所の砂利道沿いにある、一本の栗の木。
今年もイガイガの実をつけていました。
元は雑木林だったけれど、今ではもう道沿いに生垣のように少しだけ残るのみ。
でも、その少しだけ残った場所に、梅の花、藤の花、栗の木と野草達が花を咲かせ、実をつけて季節を感じさせてくれています。
高い場所にも実がありますので、自然と上を向くと綺麗な青空と緑が心地よいです。
近くて見るとイガイガがよく見えます。
ツヤツヤで触ると痛そう。でも可愛らしさもありますよね。
新しく道を作っているので、ほとんどの植物がなくなり、木は掘り返され舗装されました。
この風景もいつまで見ることができるかわかりません。胸がチクっと痛くなります。
できることなら、なるべく永くここにあって欲しいと思っても、無理なことはわかっています。
なので、せめて写真に残して、今私が感じている栗の木を眺めている風の心地よさを、思い出の中に残し忘れないように覚えていたいな。
皆さんは、どんな秋の風景が心に残るのかしら。
お読みいただきありがとうございました。